お隣ちゃん(隣の隣に住んでいて同じ時期に引っ越してきた女の子)と話していたことについてです。
先日、会ったときに立ち話したのですが、どのような仕事をしているのかということなど近況についていろいろと話していました。
私は上司ぴ(直属の上司)が文章に対する細かい修正が多くストレスになっていることを話しました。
事実と違うことに対する指摘や誤字脱字など納得できる内容についてはいいのですが、句読点の位置や文章の長さも指摘されることがあります。
この話をしていたときにお隣ちゃんは『すごい細かいというかズレたところを気にするよね、都会にいたときはそういうことなかったと思うけど』
私の文章の件もそうですが、とても共感します。
私はその一言に対して『公務員という性質上、今まで住民に細かい指摘をされ続けたんじゃない?公務員が全員そうなのか、田舎だからそうなのかはわからないけど』と話ししました。
穏便に指摘なく済ませたい性質だからかわかりませんが、『そこ気にする!?その前に気づかないといけないところたくさんあると思うけど…』というようなズレた指摘や細かすぎる指摘が多々あります。
他にもいろいろとありますが、ズレた指摘についてはこの記事がわかりやすいかと思います。

また、『地域おこし協力隊』という契約社員のような立場の私たちは、役職を持っている役所で正社員として長く働いているおじさんからすると、下に見られていると感じることが多々あります。
例えば、『こうしたほうがもっと良くなるのでは?』とおじさんに意見しても、自分の考えにないことを言われているから理解してもらえない、無意識で話を聞き入れる気がないのかなと思うことが多々あります。
おじさんたちに理解してもらうには、今まで口頭で説明して理解してもらえていたこともわざわざ資料を作らないといけなかったり、ここは説明しなくてもわかるだろうと思っていたところも説明しないといけなかったりすることに最近気が付きました。
新参者が言ってもだめなら、トップが『こうしたら良くなるだろう』『このように変えたい』と伝えても現場の実情が伴っていない場面を何度か見ました。
変えることが面倒くさい現場は、トップの意見だからとりあえず導入してもうまく嵌りません。
特に役職を持っているおじさんは年功序列で給料が上がってきて、あと何年かで定年を迎える人の多くは『あと少しで定年だから余計な仕事を増やすことなく穏便に過ごしたいと思っているだろう』と仲のいい職場の人に言われました。
プラスアルファの仕事をしてもしなくても給料は変わらない、とりあえず穏便に仕事をしていれば自然と役職も給料もあがる職場に何十年もいたら、このような考えになるかもしれません。
年功序列については、働く人からしたら能力次第で役職の微々たる差や出世順番の前後はあったとしても、とりあえずずっと同じ場所で働いていれば給料はあがっていくので(仕事できない人にとって)いい職場だなと思います。
給料が保証されギスギスした雰囲気がないところはいいかもしれませんが、全体のパフォーマンスを考えると完全な年功序列制度はあまりメリットがなさそうだと思いました。
ある程度年齢は考慮しつつ、仕事に応じて給料が変わるくらいが丁度いいのかなと私は思います。
話は戻りますが、トップの意向と現場のギャップが生じてしまい、トップの意向を現場がとりあえず聞いたとしても、現場にはそこまでのやる気はないため、うまく嵌らない。
お隣ちゃんはそのギャップの狭間で悩んでいるようでした。
今のところの私やお隣ちゃんのストレスの原因は、役職のあるおじさんとの熱量の差がもどかしいというところが大きいのかもしれません。
人を変えることはできないので、自分が変わるしかないとは思いますが、今までにいないタイプの人たちと関わることの難しさを感じています。
縁あってこの場所にいるとは思うので、なにか嫌なことがあっても『ブログのネタ提供ありがとう!』くらいの気持ちで過ごしたいと思います。