私の今の一番の目的は海外を放浪することです。
『放浪してその先どうしたいの?』『できんの?』実際に言われたことですが、それでも絶対に実現すると決めました。
その先どうしたいのかは行って帰ったあとに考える、できないと言われてもたしかに現状では厳しいけどそれでも実現したいんだから仕方ないじゃんという。
無理だと言われたことを実現していく過程を楽しんでいるということもあると思います。
すんなり達成したことよりも、過程にいろいろあったことのほうが、振り返ってみると密度の濃い学びがたくさんある時間を過ごせていると考えているからです。
『なんでこんな思いをしないといけないんだ…』と思うこともたくさんありますが、それもどこか自分が望んでいることだから仕方ないと思い、ちょっとずつ前に進んでいる感じでございます。
タイトルとは違い急に目的?と思われた方もいるかもしれませんが、これは前置きです。
私が目的を先に書いた理由は、そのために一番必要なことが『自分の存在価値を認めること』だと思ったからです。
いろいろと考えました。
3,4年後には海外を放浪するとして、どう計画を立てて、今何をするべきか。
英語を学ぶ?事業に集中する?飛行機のことや行き先を調べる?
どれもしっくりきませんでした。
テクニックはあと、その前にやることがあるとなんとなく感じていました。
そのなんとなくが自分の存在価値を認めるということです。
これができないとなぜダメなのか改めて考えてみました。
・自分に集中できず余計なことを考える
(例えば、嫌われるのが怖い、失敗したらどうしよう、周りの目が気になる)
→自尊心がある人の場合
まあいっか、仕方ない、過去よりもこれからどうするか考える
(自分で自分を認められているから他人からどう思われても問題ないから失敗もそこまで気にならない)
・他人の行動に敏感になる
(例えば、挨拶がないと怒る人がいる理由は挨拶がないと自分が軽んじられたように感じるから)
→自尊心がある人の場合
気付かなかったのかな、まあいっか
(自分で自分を認めているから他人の行動をいちいち気にしない)
自分を認められないと思考や行動、感情が自分の目的達成と関係ないところにウェイトが持っていかれてしまいます。
たち悪いのが、無意識で他人を気にしていて自分では気にしていることに気付いていないパターンが多いことです。(私のように)
私の体験談だと、周りの目が気になることに起因して『こうなったらどうしよう…、どう思われるんだろう…』と考えても仕方ないこと、しかもネガティブなことをひたすら考えていました。
しかも、そんなネガティブなことばかり考えている自覚もありませんでした。
周りを気にしたネガティブなことを考える時間が嫌で、お酒を毎晩飲んでいたりヨガをしたりすることで一時的に忘れようとしていました。
自分のエネルギーの半分以上はここ費やされていました。
もう一度言いますが、ここまで他人を気にしていた自覚や考えてもどうしようもないことを考えていた自覚はありませんでした。
むしろ心配しても仕方ないことは知っていたし、無駄に心配している人を見て『そんなこと心配してもどうしようもないのに』と思っていました。
ここでテクニックまで話が戻りますが、目に見えてやっていることがわかりやすいテクニック習得よりも、自分の状態を万全にして、自分の目的達成に100%全力を注げるようになることが先だと私は判断しました。
自分に集中できる状態になってからテクニック習得をすることで、習得が何倍も速いのかなと思っています。
高校生でテニス部に入っていましたが、そのときに『メンタル・体力・テクニックどれが一番大切か100%から割り振ってください。』と言われました。
ここで言われたことは初心者ほどテクニックの割合が大きく、強い人やプロになるほどメンタルの割合が多くなるといわれました。
初心者 テクニック > 体力 > メンタル
プロ メンタル > 体力 > テクニック
どこにいっても、原理原則は変わらないのかなとふと考えていました。
私の場合、目的達成に今一番必要でやらなければならないことが『自分の存在価値を認めること』であるのはなぜなのか、まとめてみました。