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向かい風だと息できません!猛吹雪の体験談

前日から『明日の吹雪がやばい』と言われていました。

朝起きて通勤しようか悩みつつ、ベランダの窓を開けたら風と雪が桁違いに強く、家の中にいても風の音が聞こえてくるくらいでした。

この時はまだ通勤しようか悩んでいましたが、ベランダではなく試しに外に出てみようと思い、パジャマの上にスノボウェアを着て外に出ました。

そもそも外に出る前からアパート玄関の扉が見たことがない様子になっており、やばいかもと思いつつ扉を開けると風は強いし下を見ても道がありません。

アパート玄関の扉で、雪が強すぎてはりついています。

いつもある階段が全く見えなくなっているのを見て、『これは無理だ、諦めよう』と家に戻り休みの連絡をしました。

Instagramを見ていたら風が強すぎて除雪車も動かせず、道路も通行止めになっていたようでした。

町のお店も休業が相次いでいたこともあり休んで正解だなと思いながら、家でぬくぬく過ごしていました。

普段なかなかない天候だったこともあり、外に出て写真や動画を撮ろうと外に出ることにします。

スノボウェアで外に出て駐車場の範囲で移動しながら撮影していました。

戻ろうと思い、逆向いて向かい風になった途端に風が強すぎて息ができない、雪がすごすぎて目も開けていられない状況だったため、前をほとんど見ずに歩いてなんとかアパートの中に戻ることができました。

駐車場内でこれだけ過酷だったら通勤なんてしたらとんでもなかったなと思い、改めて休んだことを正解だと思っていました。

5分くらい外に出て撮影した後の私。

雪国の洗礼を受けました。

この天気でも通勤した人はいます。

除雪車も止まってしまい、車だと道半ばで埋もれてしまうため、ここまで天気が悪いと歩いての通勤です。

駐車場を見てもいつもより車が残っていました。

頑張って車で行動した場合も、道半ばで埋もれるか、たどり着いても戻ってきたときに駐車場に雪がつもり車を入れられなくなってしまうため、猛吹雪のときは歩いての移動になります。

私の場合はアパートのため、雪かきしなくても出ることができますが、一軒家だとそもそも玄関の扉があかない、出て帰ってきたとしても扉の前が雪で埋もれていて中に入れず、雪かきをしないといけなかったり雪山を登らないといけなかったりと労力が桁違いです。

一軒家だと猛吹雪でも外に出て雪かきをしないと家から出られなくなってしまいます。

ご近所でおじいちゃんおばあちゃんの家の玄関が埋まっていたりすると、雪かきしてあげるなど助け合いながら生活しているそうです。

雪国の冬の大変さを感じますが、なかなか体験できないことなので結構楽しんでます。

引き続き雪国のことをお伝えしていきます!