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コロナ禍の地方移住 『地元民は受けて入れてくれるのか』移住先を決める時に確認すべきこととは。

私は2ヶ月前に地方移住をしました。

2021年6月末に引っ越しをしたので、コロナ禍真っ只中です。

『地域おこし協力隊』として採用されたから移住を決めたものの、地域の人に嫌な顔をされないかとても不安でした。

周りに田舎と東京の2拠点生活をしている人もいましたが、『田舎だと東京に行くことを気にする人もいるし、あまり来ないようにしている』と聞いたこともあったので、買い物に行ったら『見ない顔がスーパーにいた』とか噂されたりするのかなとかとにかく不安でした。

ここからは、実際に移住してからの体験談になりますが、私の場合、私のいる地域での話になりますので、あくまでひとりの体験談として見ていただけると嬉しいです。

地域のことや地域の人柄については、こちらの記事に詳しく記載しています。

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1.引っ越しと初出勤

移住したタイミングとして、北海道で緊急事態宣言が終了したあとに引っ越しでした。

当初、転入日から2週間自宅待機ということでしたが、転入直前で緊急事態宣言が終了したという理由から、自宅待機が1週間に変更になりました。

自宅待機の1週間は、『3密の回避や屋内での長時間滞在はしないように、でも散歩や食料品の買い物は大丈夫ですよ』と言われました。

自宅待機の1週間はダラダラしつつ引っ越し荷物の片付けができました。

引っ越しから1週間後、仕事がはじまりました。

他にもひとり『地域おこし協力隊』で来た人(隣の隣の部屋に住んでいるので『お隣ちゃん』とします)もいたので心強いなと思っていました。

普通の転職と同じように各部署に挨拶行ったり、雇用条件の説明を受けたりと普通に受け入れられたのかなという感じで初出勤を終えました。

2.初めて地元民と話す

初出勤から1週間経たないうちに、初めて職場以外の地元民と話すことになりました。

仕事で地域の紹介をするために、写真撮影で伺い初めてお会いしました。

いきなりお会いしたのが社長のおじいちゃんみたいな人(蛙っぽいので『かえるさん』とします)で、『東京から来たということで嫌な顔されないかな!?怖い人なのかな!?』と不安しかありませんでした。

私の不安をよそに上司ピ(直属の上司)が『東京から地域おこし協力隊で来たんです』と紹介され、私は『反応怖過ぎる!言わないでくれ!!!』と思いました。

ですが、予想に反して『そうなんだ、遠くて大変だったでしょう』ととても穏やかな反応で逆に驚きました。

その後も私とかえるさんが放置され、いろいろとお話させて頂いたのですが、嫌な顔をされるわけでもなくとても普通にお話させていただいて、東京から来た人でも普通に接してくれる人もいるんだなと思いとても安心しました。

後日、地域紹介の仕事でいろいろな飲食店や会社を周らせていただきご挨拶しましたが、今のところ嫌な顔をされたことは一度もありません。

3.コロナ禍でも東京からの移住者を歓迎してくれるのか

私の感覚では歓迎していただけてると思います。

過疎地ということで、人口減少による企業の維持や町の維持に危機感を持っている方が多いのかなと思います。

移住に関する話をしても『どうしたら移住してくれるかな』と積極的に考えてくださる方が多いなという印象でした。

あとは、感染者が累計一桁で、過敏になっている人が少ないのかなということもあるかと思います。

移住から定住している人も多いので、『移住者に対して耐性があるのかな』という話も聞きました。

場所によっては『この時期に東京から知らない人来るの?』と快く思わない人もいるかと思いますが、私のいる地域では歓迎してくれているし、移住に対して積極的に考えているのかなという感じです。

4.まとめ

日本に過疎で悩んでいる地域はたくさんあるので、コロナ禍での移住者を歓迎してくれる地域はたくさんあります。

移住先を見極めるポイントとしては、過去に移住者で定着している人がいるのかということです。

移住者を募集していても、定着者が0人の場合は単純に最近募集し始めたのか、移住者を募集してもなんらかのトラブルや馴染めない環境があり定着しないという場合があるのかと思います。

全然気にしていなかったのですが運良く、私の地域では移住して定着している人がいるので、移住しやすい環境なのかなと思っています。

これから移住を見当されている方は『移住者が定着している人がどれくらいいるのか』こちらを確認してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。