私は、5月末に地域おこし協力隊として採用していただき、移住することに決まりました。
内定承諾後、『あれ、私どこに住むの?』と思い、まずはネットで地域名と賃貸で検索しました。
家が1軒しかヒットせず、担当の方(以前も登場している直属の上司『上司ピ』)に『私どこに住むんでしょうか?』と聞いたところ、『いま探しているので、決まりましたらご連絡します』とのこと。
ネットに掲載されていた賃貸については『築年数がだいぶ古く冬は特に寒いらしいので、別のところのほうがいいと思います』と言われました。
このように知り合いや伝手がない状態での地方移住は、住宅探しが大変です。
どのように住宅を探すのがいいのか、私が移住してから考えたことをお伝えします。
1.田舎の住宅事情
移住してから気付きましたが、移住者が住める住宅が少ないです。
『空き家が多く住むところなんて余ってるでしょ』と思っていましたが、空き家だと築年数が古く夏は熱く冬は寒かったり単純に汚かったりします。
人が少ないので新しい住宅が建築されにくいこともあり、移住者が住みやすい賃貸物件は埋まっていることが多いです。
過疎に悩んでいる地域は、移住者に来て欲しいけど住環境が整備できず悩んでいる自治体は多いと思います。
そのため、空きが出てもすぐに埋まってしまうということが多く、外部に空き状況が告知されていない場合があります。
2.住宅の探し方
私の場合、採用されてから1週間後に上司ピに探していただいた賃貸物件に引っ越すことが決まりました。
当時は『家まで探してもらい申し訳ないな』と思っていましたが、移住してから私のいる地域は伝手がないと探せないことに気が付きました。
空き家バンクも整備されてない、公営住宅の賃貸はネットに掲載されないため、ネットで探すことが難しいです。
『じゃあ移住したいのにどうすればいいの?』と思った方、私は移住を検討している地域の役場に問い合わせすることをおすすめします。
賃貸情報が整備されてないような地域は過疎に悩んでいる場合が多いです。
役場に問い合わせをしたら移住してもらうために、親身に相談に乗ってくれる可能性が高いと思います。
もし、対応が悪い役場であれば移住してもトラブルになる可能性が高いので、移住する前に気づけてよかったと思いましょう。
住宅だけでなく、現地就職の仕事探しにも相談に乗ってくれると思いますので、移住したい地域が決まったら役場に問い合わせをしてフル活用しましょう。