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人への期待

人間関係が難しいと感じる原因のひとつに人への期待があります。

どういうことかと言うと、自分の基準に当てはめて『これくらいはやって当たり前』という期待や『こうしてほしい』という相手をコントロールしたいという期待を誰もがしたことがあると思います。

私もよくあるので、何か苦しいと感じるたびに『私はなんで苦しいと感じているんだろう、また期待して期待通りの行動がかえってこないから動揺しているんだ』といった類の自問自答を何度もしています。

ヨガ哲学でも、相手のことは変えられないから自分をまずは変えようと教わりました。

『相手に変えてほしいと伝えて実際にかわりましたか?』という先生の質問にたいして、多くの方が『変わったこともあったけど、変わらないことが多かった』との回答でした。

このように相手を変える前に、自分の基準を相手に押し付けていないか、過度な期待をしていないか振り返るようにしています。

自分は自分であるように相手にも相手の物の見え方やそのときの感情がある、私自身の『こうしてほしい』『当たり前』を相手に押し付けていないか自問自答を繰り返しています。

最近やってみてよかったことは、相手のいいところ探しです。

いいところを意識的に探すと、期待していたことがかえってこなかったとしても、『いいところたくさんあるしまあいっか』という気持ちになりました。

誰かの長所を5個探してみてください。

今まで気づかなかったことが見えてくると思います。