とてもストイックな人もいれば、どちらかというと自分に甘いという人もいます。
どちらがいい、悪いということではなく、どちらもその人の個性です。
私は、自分に甘いほうだと思います。
わかりやすい例がお酒です。
ほぼ毎日、ひとりで夜ご飯を食べながらお酒を飲んで寝ることが多いです。
お金もかかるし太るしでいいことがなく、やめたいとずっと思っていますがなかなかやめられません。
良くないことをしているという罪悪感はありますが、『お酒飲んで気が紛れるならまあいっか』と悩んでもプラスになることはないなら、諦めて楽しく飲もうと思って、今は吹っ切れています。
お酒をやめようではなく、諦めて飲んでしまうところが自分に甘いところだなと思います。
私は、自分のストイックになれないところが好きではありませんでした。
『もっと意志が強かったらダイエットも上手くのに』『もっとストイックだったら英語も話せるようになってたかもしれない』などもっとストイックになりたいと思うことが多々あります。
ですが最近は、『自分に甘くてもいいのかも』と思い始めました。
友達と話していたとき、友達から『目標を達成してもあのとき頑張ったらもっといい結果だったんじゃないか、自分なりに目標に向けて頑張ってももっとすごい人いるし自分なんて…とか考えちゃうんだよね』と言われました。
私は、自分に甘いところが好きではなかったのですが、これはこれで生きやすいのかもしれない、いいところなのかもしれないと思いました。
お酒の例だと、やめるときが来たら自然とやめるだろうなと思っています。
流れに逆らっても辛いだけだし、自分の欲求に従っていいかなという考えです。
欲求に従いすぎて、後々辛い思いをしそうであれば我慢します。
例えば、連日飲んでかなり浮腫んできたとき『今日飲んだら次の日に後悔しそう』と思ったら飲まないことが多いです。
今日飲んで明日後悔しないか考えて『まあいっか』と思えたら飲みます。
お酒が原因で将来病気になったら、お酒飲んでいたことを後悔するかもしれませんが、病気になったらその時考えます。
将来のことを考えてストレス抱えるよりも、今楽しいことを考えて過ごしたほうがいいですよね。
もちろん、将来を見据えて努力や積み重ねはとても大切なことです。
無理しすぎて『今』を犠牲にするくらいなら、たまには自分を甘やかしてみてもいいのではないでしょうか。
世間的な成功が幸せに繋がるわけではないし、『こうならなきゃいけない』『これをしないといけない』と追い込んでいるなら、たまには今を楽しんで楽に生きると自分のことを認められるようになるのかもしれないと思いました。