メディアで注目されるような人や憧れとされる人がいて、その人のようになりたいと思いがちですが、どう頑張ったってその人にはなれません。
お金を稼いで幸せそうな人がいたとしても、実際はもっと稼いでいる人と比べて自分はだめだと悩んでいたり、家族関係がうまくいかず悩んでいたりするかもしれません。
美人がいたとしても、結局男は見た目で寄ってくるから信用できない、女からは嫉妬されていいことがないなど、人に見せない一面は誰にもあると思います。
メディアが作った幻想を追いかけても幸せになれないのではないか、ということを考えることがあります。
衝撃的だったことは、『休日は家族で車で出掛けることがいいよね』という風潮は、アメリカの自動車会社が自動車を売り始めたときに仕掛けた宣伝だったということです。
車で出掛けることがステータスになれば、車を買ってくれるし、車を買うために労働を頑張るから一石二鳥だということでCMを流すことで世論を形成しました。
(かなり簡単に書いたので誤解や間違いがあったらすみません)
テレビを見なくなったらどうなるでしょうか。
そのときに残る欲しいものは果たしてなんでしょうか。
私自身、ほとんどテレビを見なくなりました。
なぜかというと、無駄な欲を刺激されるからです。
テレビの役割は広告主の売上に貢献することであり、広告主の売上を上げるために何をするのか、視聴者の購買意欲を刺激する内容の放送をすることです。
CMだけでなくドラマなどの放送も視聴の購買意欲を刺激する仕掛けのひとつです。
流行りを操作することで、常に何かを買いたくなるように仕向けられています。
テレビを例にあげましたが、雑誌や新聞、SNSのPRなどでも同じです。
メディアを全て否定するわけではないのですが、妄信的になりすぎるのは自分の財産がもったいないのではないでしょうか。