気持ちはとてもわかります。
私もそうでした。今も考えることがあります。
私自身も悩んでいたときに、この相談を人にしたらこのように言われました。
わからなくて当たり前だよ、何もやってないんだから。
例えば、イタリアン料理が好きだったとして、他に和食やエスニック料理、中華を食べたことがあるから比べてイタリアンを好きだと言えるけど、そもそも他を食べたことなかったら好きかどうかもわからないじゃん。
そもそもイタリアン料理を食べなきゃ好きかわからないし。
毎日いろいろな料理を食べるから好きな食べ物、嫌いな食べ物があるわけで、やったことないことに好き嫌い、できるできないはわかるはずがない。
これを思い出したきっかけは、ヨガのレッスンを受けていて先生に『成長が著しいね、コツコツとできるタイプだからだよ』と言われました。
私は『??、今までむしろコツコツと何かを続けること苦手だったんだが…』と思いながら考えました。
たしかに、最近の私を客観視すると、『ほぼ毎日ブログやInstagramの投稿をして、ヨガもやると決めてからはほぼ週一回は続けている』コツコツやる人になってることに気付きました。
元々こんなんじゃなかったんですよ(笑)
ライフプランナーの資格取ろうと思って本買ったけど2ページで終わったり、英語の本を買っても1週間で終わったり。
コツコツ何かをするとかできないと思っていました。
今までと何が違うのか考えましたが、投稿もヨガも好きだから続けられています。
文章は勉強したことはないですが、小学生の頃は本を読むことが好きでした。
自分で物語を書こうという宿題では、読んだ本の内容を組み合わせてサスペンスっぽい物語を書いたら褒められたということがあったことを思い出しました。
文章はなぜか褒められることが多いかもしれません。
考えすぎることが多々あるので、自分の考えをまとめることができ、自分の性質を昇華できるところが、文章を作っていてよかったと思うポイントです。
毎日書いていると、ネタに困るので考えすぎることがいいところだと思えるようになりました。
ヨガもスポーツジムで受けたことはありましたが、毎週受けようとはなりませんでした。
今のヨガスタジオの雰囲気や人、レッスンが好きで続けられています。
そうしたら、勝手に上達していくので、より楽しくなります。
コツコツやることが正義みたいな風潮がありますが、嫌いなことをコツコツやることは拷問並にしんどいです。
『好きなことをやっていて、気付いたらコツコツと続けていた』というのが、あるべき形ではないかなと思いました。
ここで問題なのが、『いろいろチャレンジしたほうがいいのはわかっているけど〇〇がない』『何からやればいいかわからない』です。
気持ちはとてもわかるんです。
私も、食べ物の話をされたときに同じ様のことを思いました。
私の場合は『何もやってないと言われたことに少しイラッとしつつ、そんなこと言われても何からはじめればいいんですか』という感じでした。
いろいろ考えましたが、少しでも気になることや勉強したいと思ったことはやってみようと思い、新しく挑戦したことのひとつがヨガでした。
やってだめ、合わないと思ったらすぐ辞めていいと思います。
だめ、合わないと思ったことも経験のひとつです。
いろいろ考える前に、『ちょっと気になる』と思うことがあれば飛びついてみるのもいいと思います。
考えることも素晴らしいことですが、やってみなきゃわからないこともたくさんあります。
失敗も楽しめるくらいの気持ちがあれば最高です。
ひとりでも多くの人が『私は〇〇が好き』を自信持って言えるようになったらいいなと思います。