結論、お客様は神様ではありません。
例えばコンビニ。
『コンビニ店員のくせに』と高圧的に接する人もいますが、その人はなぜお金を払ってお客様になったのかというと、商品を買ったからです。
なぜ商品を買ったのか、商品と価格が見合うと思ったからです。
この時点で等価交換が成立していると思いませんか?
商品がほしいと思ってコンビニに入って目当ての商品を購入した、その商品に支払った金額分の価値があると思ったからです。
コンビニで店員さんがレジ袋に詰めてくれる、電子レンジで温めをしてくれる、ポイントカードの確認をしてくれる、すべて等価交換以上のサービスです。
私は、このことに気付いてから必ずコンビニでも買い物したら『ありがとうございます』を伝えています。
飲食店でも同じです、特に日本は価格以上においしいものを提供しようと、家庭ではできないような手間暇をかけて作った品を提供してくれています。
面倒な洗い物もしなくて済みますよね。
そこに価値を感じてお金を支払っているのであって、食事以上のサービスは等価交換には含まれていません。
サービス料の含まれるお店についても、金額に見合った給仕をしてくれるだけの話で横暴な態度を取っていい理由にはなりません。
商品や食事を提供してくれることにお金を支払っている、ここで等価交換が成立していることからも、お客様は神様ではなく店員も客も平等であるというのが私の考えです。
どちらかが横暴な態度を取っていいとか、どちらかが下とかではなく、どちらも平等でありお互いにリスペクトして関わることができればとてもいい世の中になるのではないでしょうか。