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田舎の面倒な人間関係は本当!?北海道僻地の人付き合いについて移住2ヶ月でわかったこと

地方移住の大きなハードルである人付き合い。

田舎という閉鎖的な社会で馴染めるのか、村八分にされないのかなど、人付き合いは切っても切れない大切な問題かと思います。

地域によってかなり差があるかと思いますが、私の完全な主観で地域の人付き合いについてお伝えします。

まだ2ヶ月なので、わかっていないこともたくさんあるかと思いますが、今感じていることをそのまま書いてみようかと思います。

私のいる北海道の僻地についての詳しい説明はこちらをご覧ください。

北海道の僻地とは!?移住先の地域についてご説明します。私がどのような地域に移住したのかお伝えしたいと思います。 自由に投稿するため、北海道から先の地域名は伏せていますので特徴だけです。...

1.人柄

優しい人、誰に会っても穏やかで親切な人が多いなという印象です。

具体例は引っ越してきて2週間後くらいのできごとです。

休憩行く時、職場の方に自炊しているのか聞かれたので、まな板と鍋がないしコンロも使えなくて全然料理してないんですって話をなにも考えずにしていました。

そうしたら休憩の後、『よかったら週末車でイオンまで行くんだけど一緒に行かない?』と誘っていただいて、しかも『子供も一緒でうるさいと思うから考えてもらって、あとで教えてね』すごく気遣って誘っていただき素敵な方だと思いました。

地域によって人柄はかなり変わるらしく、特に私がいる地域は穏やかでいい人ばかりだと外から来た人に言われることが多いそうです。

隣町だと口調が強い人が多いなど、すぐ隣町でも人柄は変わってくるとのことでした。

2.ご近所付き合い

【よくある田舎のイメージ】
・家の扉は開けっ放し、締めていると拒絶していると受け止められる
・家の前に気づいたら野菜が置かれている
・ご近所さんが勝手に家に入ってくる
・うわさ好き

この中で当てはまるのは『うわさ好き』くらいかなと思います。

(私が気づいていないだけかもしれませんが)まだうわさの餌食になったり、うわさ好きな人に会ったりしたことはないです。

聞いた話によると『すぐうわさが広まる』『憶測での話が広まってた』などということはあるようです。

私の感覚だとそれくらいなら、ある程度の人数の人間が集まれば起こりそうなこと、
東京でもあったことの範囲内かなという印象です。

誰かが付き合ったとかは、思わぬところからバレてすぐ広まるそうです。

家の鍵は締めてます。

むしろ『締めたほうがいいよ』と引っ越したとき言われました。

アパートに住んでいるので周りも若い人が多いため、隣さんからのお裾分けとかも
特になく、東京にいたときと変わらないです。

東京との違いは、地元民はどこに誰が住んでいるのかだいたい把握しており、仕事で
外出すると『ここ○○さんの家だよ』と言われるなど家バレは当たり前な感じです。

裏の家が同じ職場の人とかはよくあるようで、引っ越しで来たときに、私の隣の隣の部屋に上司が住んでいると聞いたときは動揺しました。

なので、何かやらかしたら職場も家も居辛くなるのかなと思いました。

ここは狭い田舎の厄介なところかなと思います。

移住したとき、地元民の担当者に『ご近所付き合いとかどんな感じですか?』と聞いたところ、『人付き合いは田舎だからあるけど、ご近所付き合いしたくないっていう人もいるよ。ちょっと変わってる人みたいだけど、その人は全くご近所付き合いとかしてないかな。』と言われ、ご近所付き合いが強制ではないということに驚いたのを覚えています。

人付き合いをしたくない人も受け入れてくれる貴重な場所かもしれません。

3.男女交際

移住する前に東京の知り合いにこんなことを言われました。

夜這いとか気をつけたほうがいいよ。独身で若い女の子が来たらすごいモテるんじゃない?

全くもってそんなことはありませんでした。

まだ2ヶ月しか経っていないので、もう少し長くいたら変わるかもしれませんが、
東京にいたときとなにも変わりません。

ただ、移住してから『美人』と言われることが多くなりました。

東京にいるときは、たまに言われるかな、言われたらラッキーくらいだったのですが、
移住してから明らかに頻度が増えました。

おそらくですが、田舎では清潔な身だしなみで化粧をして、髪を整えていれば美人枠に入れるのかなと思いました。

東京では清潔な身だしなみ、化粧、髪は標準装備で、そこからさらに顔立ちが整っている、体型、雰囲気などの追加要素があって、やっと美人枠に入るのかなと思います。

※完全な私の主観です

なにか進捗やおもしろいことがあれば随時ご報告します。

4.余所者扱い

移住する前、この余所者扱いに怯えていました。

ある程度は覚悟していましたが、感染症が流行っていると言われるこのご時世で、東京から人が来たとなると地元民は不快になるのではないか、嫌がられるのではないかと思っていました。

実際は、『東京から来たんです』と紹介されても嫌悪感を出されるわけでもなく『あ、そうなんだ』くらい、あくまで特徴としてのみ受け止めらました。

ネガティブな反応があるかもしれないと身構えていましたが、今のところそういう反応もなくてよかったなと安心しました。

むしろ、もっと他所から人が来てほしいという方もいらっしゃったので、歓迎してくれてるのかなという感じです。

実際にあったことで、休みの日に外を歩いていたらおばあちゃんが向かいの歩道にいたので挨拶しました。

私
こんにちは
おばあちゃん
おばあちゃん
こんにちは、マスクしていて顔がわからないわね

道路挟んでいたのでマスク外して

私
最近そこに引っ越してきたんです
おばあちゃん
おばあちゃん
あらそう、最近どんどん人が少なくなっているからいいわね、早く町に馴染んでね

こんな素敵なやりとりがありました。

私のいる地域は過去に何度も余所者が定着している経緯があるからか、受け入れを好意的捉えている人が多いのかなと思いました。

5.さいごに

田舎の人付き合いについていかがでしたでしょうか。

田舎と言っても、それぞれ特徴があるので一概には言えませんが、私のリアルな体験談をお伝えできたかなと思います。

もちろん今後印象が変わるような出来事があるかもしれません。

その時はまたお伝えします。

皆さんの地域の様子も知りたいので、コメントやcontactからご連絡お待ちしてます。

・私のいる地域は優しくていい人が多い
・場所によって人柄はかなり変わってくる
・私のいる地域はハードなご近所付き合いはない
・私のいる地域は余所者に対しても好意的

※私のいる地域での話なので、場所によっては田舎独特の人付き合いに悩んでいる方も多いと思います。こういう人もいるんだなと思ってもらえると嬉しいです。