今朝、いつものように出勤して仕事をしていて、ふと『なんだろうこの虚無感』と不意打ちのように虚無感がありました。
日経を見ていたのですが、『自分は何をしているんだろう』、心の中がガランと空いているような気分になりました。
最初からその感覚に気付いたわけではなく、空いているところを埋めるようにいろいろと考えたりLINEをチェックしたりと、『私は何をこんなに忙しなく考えを繰り広げているんだろう』という疑問から『この虚無感を埋めたいんだ』という結論になりました。
そこで思い出したことは本に書いてあった『虚無を恐れず、思い切って虚無感に浸ってみよう』ということです。
世の多くの人は、虚無感を恐れてひたすら予定を入れて忙しくしています。
次、虚無感が襲ってきたときは、虚無感に対抗しようとせずに思い切って浸ってみてください。
そして、その状況を観察してみてください。
恐れるものではないとわかるはずです。
人間、新しい考えを取り入れようとするときは空洞がないと入りません。
例えば、ホワイトボードに何かを書くときに、すでにびっしりと書かれているホワイトボードに書こうとしても何がなんだかわからなくなってしまいます。
いったん消してから書き始めないといけないですよね。
このように人間も新しい考えを取り入れるときは余白をつくらないといけません。
それがこの虚無です。
虚無感を恐れる必要はありません。
思い切って浸ってみる、そして好奇心をもって観察してみると、別の見え方が発見できるでしょう。
私の思い出せる範囲で本に書いてあった虚無についてのことを書き出してきました。
なんの本に書いてあったのかは、私のバイブルだと思いずっと持ち続けている本ですが、万人受けする本ではないのでここでは伏せます。
私は体感していないのですが、虚無感に浸ってみるととても静かで安心できるものといった記載があった気がします。
虚無感を感じることがあったら、虚無感を覆い隠さずに、消そうと対抗せずに、思い切って虚無感に浸ってみてください。
その時の感覚や別の見え方、新しい発見があったら、ぜひ教えてください。