私が心がけていることですが、自分は何が好きで何を大切にしているのかはっきりさせることを気をつけています。
そのように思ったきっかけは、東京の1等地にあるタワーマンションに住んでいる知り合い(『ポルシェおばさん』とします)の家に遊びに行ったとき、夜ご飯をご馳走になりました。
ポルシェおばさんの旦那さんが医者ということで、タワーマンションに住んでポルシェを2台所持しています。
ポルシェおばさんは料理が好きで、食器や調理器具のこだわりがすごく、お食事会のときも『割ってしまったらどうしよう』とヒヤヒヤしていました。
キレイなお家でおいしい夜ご飯をご馳走になりましたが、時間も遅くなってしまったので急遽お泊りさせていただくことになりました。
お食事会のあともポルシェおばさんは洗濯など家事をしていたのですが、使っていたアイロンが古く、部屋着も『どこで買ったの?』と思うような不思議なキャラクターのものでした。
携帯電話もガラケーの折りたたみ式です。
その時に、『この人は料理が好きだから料理周辺の物には投資をするけど、それ以外の物にはそこまで価値をおいていないから必要最低限の機能を備えているものしか買わないんだ』ということを学びました。
ひとり暮らしをはじめるにあたり、鍋やフライパンなど調理器具を何買おうか悩んでいたときに、料理上手なポルシェおばさんに相談したら『料理続けるかわからないんだったら、とりあえず安いもの買ってみて続けられそうならいいやつ買ってみれば?』とアドバイスをいただきました。
身の回りのものをすべて一級品で揃えている人もいるかもしれませんが、少なくとも私はポルシェおばさんよりも自由に使えるお金は少ない、それなのに価値を置いていないところにもお金を使ってしまったら無くなる一方だと学びました。
このポルシェおばさんとのやり取り以降、お金の使いどころや自分にとっての大事は何かということをとても考えるようになりました。
(ポルシェは旦那さんの趣味だそうです。)
1番いいお金の使い方は人のためになるようなことに使うことだと思います。
私も、最終的には人のためにお金を使えるようになりたいです。
言い訳かもしれませんが、今は自分のことに手一杯で他人のことに気が回らないことが多いです。
その状況で無理に手助けしようとしても共倒れになるだけ、傷の舐め合いになるのかなと思い、まずは自分のことを幸せにしたいと思います。
①まずは自分の大事だと感じるところに投資すること、無自覚にお金を使わないことを大切に
②自分の大事を確立し、周りの人を助ける余裕ができたら人のためにもお金を使う
自分への戒めとして、気をつけたいなと思います。
写真は東京で食べたうかい亭のランチです。
私はおいしいごはんが好きで、お金をかけたいと思えるポイントのひとつです。