私コロナの濃厚接触者になりました。
田舎でコロナの濃厚接触者になった私の体験談をお伝えしたいと思います。
1.経緯
木曜日に同じ職場の方Aさんが体調を崩したとのことで、その日の仕事帰りにお見舞いに行ったり差し入れしたりしていました。
町の保健福祉センターに連絡しましたが、『Aさんは同じ役場で働いているけど、遅くまで残業していることも多く、疲れているだけではないか』ということで翌日の金曜日に仕事はお休みして様子を見ることに。
Bさんが『土日になると病院も休みになるから…』と思い金曜日にAさんの様子を見に行ったら、結構食欲もなくトイレに行くのもしんどいとのことで、病院に行って点滴打ってもらうことにしたそうです。
Aさんは病院に行ったので、抗体検査とPCR検査を受けて自宅に帰りました。
その場で結果がわかった抗体検査は陰性でしたが、翌日の土曜日にPCR検査が陽性だったと連絡がありました。
その日の夕方に上司から電話があり状況や経緯を説明し、お見舞いにいっていたので濃厚接触者だという認定になりました。
保健福祉センターからも『翌日10:00にPCR検査を受けてくれ』とのことで検査を受けましたが、どちらにしても最低、一週間前後は自宅待機期間になるそうです。
日曜に私はPCR検査が陰性だったことがわかり、月曜から一週間はテレワークとなりました。
2.引きこもり生活
濃厚接触者扱いになりましたが、調べると日々の健康観察の報告と感染対策の徹底のみで外出や買い物がだめではありません。
周りの人に嫌な目で見られるのが嫌で引きこもっていました。
月曜には、あっという間にAさんが感染、私も濃厚接触者になったと広まっていたそうで、仲のいい人からは大丈夫か連絡がきました。
引きこもり生活を心配して、スーパーの袋いっぱいに食材買ってきていただいたり、他にも差し入れしていただいたりとありがたかったです。
テレワークもそれなりに仕事があったので、もうちょっとゆっくりできたらと思いつつ快適でした。
結局、地域で感染者が増えたこともあり、公共施設も閉鎖されてやることがなかったので、外出自粛期間がおわってからも引きこもり、10日間ほど家から出ませんでした。
家でオンラインでヨガを受けていたので、そこまで運動不足な感じはしませんでしたが、家で体を動かす習慣がない人はちょっと厳しいかもしれないです。
3.通常に戻ってわかったこと
そもそも、私濃厚接触者じゃなかったということです。
陽性者の感染可能期間(発症2日前から入院等をした日まで)に接触のあった人のうち、次の範囲に該当する人
・陽性者(患者)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった
・適切な感染防護なしに患者を診察、看護もしくは介護していた
・患者の気道分泌液(痰(たん))もしくは体液等の汚染物質に直接触れた
・手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、患者と15分以上の接触があった
北海道のホームページから引用しました。
・長時間ではない、お見舞いついでに少し話したくらい
・差し入れだけで看護はしてない
・触ってない
・マスクしていた
厳密に言うと濃厚接触者ではありませんでした。
しかし、マスクしているとはいえ、体調悪い時に話をしているので『感染の可能性がある人』にはなるかもしれません。
4.わかったこと
・感染者や濃厚接触者はすぐに広まる
・人目は気になる
・濃厚接触者扱いでも外を出歩きにくい、というか私は外を出歩けなくなった
・コロナの人は遊び回っていると思う人もいるらしい
・今のところ、『遊び回って…』といったような決めつけをされてはない
・出勤したら『大丈夫?』と同時に、感染者のAさんのことを聞いてくる人も多かった
ちなみにAさんもどこで感染したかわからないそうです。
仕事で伺っていた町内のおじいちゃんも感染していたこと、半年ぶりに町外に買い物に行ったこと、考えられるとしたらこの2つだそうです。
田舎でこういう話はすぐ広まるということを実感した出来事でした。