OPINION

なぜ自分の直感を信じるようになったのか

私は人生での大きな選択を迫られたとき(進学先、就職先、引っ越しなど)は最終的には自分の直感を信じます。

大きな選択肢でなくても、なんとなく『こうするべきだ』と思ったことについてはその通りにします。

私が仕事で心がけていること私は『仕事が早い』『仕事の整理が得意』と言われることが多いです。 (反論は受け付けません) なぜそう言われるのか、自分なりに仕事...

こちらの記事でも書いたように、仕事の進め方も可能な範囲で自分の気分と直感を大切にしています。

今までの人生を振り返ってみて、なぜ直感を信じるようになったのか探ってみたいと思います。

1.高校生の部活決め

初めに直感を信じて行動しようと思ったときはいつかなと思いましたが、高校生になって部活をテニス部に決めたときだったと思います。

私は小学生のときテニスを習っていたこともあり、本当は中学生のときもテニスをしたいと思っていましたが、中学生のときはテニス部がありません。

漠然とした部活への憧れから、妥協と仲いい友達の意見に流されバスケ部に入りました。

高校では念願のテニス部がありましたが、厳しいことで有名でした。

入ろうかかなり悩みましたが、『ここで楽な方に逃げたら後悔する、厳しい環境で頑張ったら将来のためになるのでは』と考えました。

流されてバスケ部に入り、適当に過ごしたことを後悔していたこともあり、このように考えたのだと思います。

言葉にすることが難しいのですが、『テニス部に入って頑張るべきだ』という直感があり、それを信じて入部することに決めました。

3年間きついテニス部で過ごしてみて、大変できつかったし、頑張りきれなかったところや後悔することもたくさんありましたが、バスケ部で適当に過ごした3年間よりも、圧倒的たくさんのことを学べました。

このとき初めて、『自分の直感を信じてよかったな』と思いました。

2.大学進学

次の選択は大学を決めるときです。

ここでも、なんとなく『この学部に行くんだ』という直感を信じて進学を決めました。
(ありがたかったことは、その学部に入れる学力があったことと大学に入れる経済力があったことです。)

3.大学のサークル

次は失敗した選択です。

大学に入ってから所属サークルに悩みました。

サークルを探しているときに、ライブや舞台の音響や照明など裏方専門のサークルがありました。

音楽が好きでも演奏することに興味はなかったので、裏方をやってみたいと思いましたが、かなり忙しいサークルだと聞きました。

大学生のイメージは『アルバイトしながら飲み会に行ったりライブに行ったり遊んで過ごす』と思っていました。

高校の部活がキツかった反動もあり、余計に楽に過ごしたいという思いがあったんだと思います。

ですが、ある日家帰っている途中『裏方サークルに入るべき』という直感が降ってきました。

私は、『楽したい』という欲求に抗えず楽なサークルを選ぶことにして、裏方サークルに入ることを諦めました。

始めのイメージ通り、ダラダラっと無理ない範囲でアルバイトをして、ライブに行って、飲み会に行ってという4年間を過ごしました。

就職活動するときに、私は4年間何に対しても中途半端で、何もしていない、時間を無駄にしてしまったのではないかと後悔しました。

その時に、『あの時の直感を無視しなければよかった』と思いました。

おそらく裏方サークルに入っていても『もっと遊びたかった』と後悔していたかもしれません。

ですが、今のところ自分の直感を信じて選択した時(テニス部、大学進学)よりも、自分の直感を信じなかった選択(バスケ部、サークル選び)で後悔していることが多いことに就職活動のとき気付きました。

このときに、後悔しないために自分の直感を信じてみようと思うきっかけになりました。

そういった意味では大学4年間は自分の直感を信じることの根拠となり、無駄ではなかったのかしれません。

 

長くなりそうなので、大学生編で今回は終わりにしたいと思います。

自分の直感を信じて行動した結果については、選択に後悔がないことに気づいたので、直感を信じることにしています。